ハウススタジオ型写真館とは?

かわいい赤ちゃん
ハウススタジオ型写真館とは壁付けの平面背景ではなく、360°立体的な小物があり部屋のような空間で撮れるスタジオのことを指します。

ここ十年ほどの間に、このハウススタジオ型の写真館が人気になってきました。

ハウススタジオ型を好む方の傾向としては

・自然な写真が好き
・おしゃれな空間で撮りたい

というものになります。

なぜ、ハウススタジオ型写真館はそのようなニーズにこたえることができるのでしょうか?

こちらではその特徴、違いについてご説明します。

ハウススタジオの特徴は?


ハウススタジオ型が従来の写真館と違う点は、上にも書きましたが立体的なインテリアが配置されている点です。

通常今までの写真館では、写真用の背景として背面紙などが使用されてきました。

構造としては、被写体の後ろに背面紙というシンプルなつくりです。

背面紙のみの場合もあれば、アクセントとしていくつかの小物を置いたりして撮影を行います。

部屋の1面が撮影スペースという風になっていて、それ以外は写してはいけない場所です。

真っ白な背景で何もない「白ホリ(ホリゾント)」とも呼ばれる真っ白な背景は、一番目立たせたい被写体を中心に考えるため、非常に効率的なつくりになっています。

白ホリでは、単純に光を当てればよいというわけではなく、複数のライトやレフ版を使い、被写体に一番綺麗な光が当たるように工夫されています。

被写体→光の順に用意をするので、動ける範囲は決められています。

「身体を動かしてはいけない状況の中で自然に笑う」というのはよっぽど慣れていないと大人でも難しいこと。

動ける範囲が制限されているというのは、子供にとってはなかなか大変です。

写真館で撮る機会というのはお宮参りや七五三など子供の時ですので、写真館の被写体の多くは子供です。

カメラマンの思った通りに動かすことは難しくなりますし、動きたいのに制限されたお子様は不機嫌になったり、緊張して固まったりしてしまいます。

そのデメリットを克服したのが、ハウススタジオです。

ある程度の遊べる空間をつくっておくことで、お子様はいつも通り遊んだりすることができ、良い表情がでやすくなります。

遊べる空間全てが写せる範囲になれば、被写体であるお子様をどこの位置からでも、どのように動いても素敵に撮れるようになります。

「お子様が遊びながら撮れる空間」というのがハウススタジオの特徴です。

まるで家族といるときのように「自然な姿の写真」を残すことができます。

ハウススタジオ型写真館は写真に変化をつけやすい

ハウススタジオは360°撮れるので、変化のある写真を手軽に撮ることができます。
空間づくりだけでなく、重い機材をあまり使わないというところも変化を生み出しやすいポイントです。

特に晴れた日の「自然光」は何よりも明るく、肌を綺麗に見せてくれる光です。

自然光をメインにすることで、カメラマンも被写体も身軽に動けて、いろいろな写真を撮れます。

自然光だけでなく、インテリアの各所に忍ばせたライトなどを使って、明るく日中のような雰囲気で撮ることもできます。

変化を生み出しやすいので、1,2枚だけではなく、何十枚もの写真を撮ることができるのは良い点です。

店舗ならではのインテリアを楽しめる

シンプルな背面紙との違いは、ハウススタジオならではの多彩なインテリアを楽しめるということがあります。

スタジオによってモダンな空間、アンティークな空間など、コンセプトに沿ってインテリアを仕上げています。

各スタジオそれぞれの色を出しているので、店舗によって違う写真になるのが面白いところですね。

自分の撮りたいテイストに合わせて選んだり、いろいろなインテリアを体験してみるのもおすすめです。

ノーブレムのインテリア

新作七五三着物

ノーブレムは1階にスタジオがあり、ワンフロアの撮影スペースとなっています。

1つの空間で各所に植物を置き一貫性を持たせながらも、ある面はカラフル、ある面はシックな色味でと、違う印象で写るよう工夫されています。

落ち着いた色味を使っているので、花があってもファンタジックになりすぎず、大人も違和感なく撮れるスタジオです。

お誕生日、七五三、入学入園、ウェディング、成人式など子供から大人まで幅広いシーンに使って頂けます。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

ハウススタジオ型写真館を知らなかった方にも、魅力を感じて頂ければ嬉しいです。

ぜひご興味がありましたら、何かの機会に撮りにいらしてくださいね。