【お宮参り】
赤ちゃんが生まれて最初にお祝いする、大切な行事です。
・・・ということは知っているけど、なにをすればいいのか、服装はなにを選べばいいのか。
初めてのことだらけで不安になるかといらっしゃると思います。
今回は、お宮参りについて、お話したいと思います!
そもそも、お宮参りって、なに?いつ、どこでする?
昔からの風習では、生まれたばかりの赤ちゃんを土地の氏神様に参拝させ、
祝福を受けるというものでした。
赤ちゃんが生まれてから1か月、男の子は生後31日目、女の子は生後33日目とされ、
地域の氏神様である神社に参拝します。
現在では、厳格な風習というより、
無事に赤ちゃんが生まれてきてくれたことに感謝し、健やかな健康を祈る行事となっています。
参拝時期も厳密ではなくなり、赤ちゃんとお母さんの体調やお家の都合、
お天気のいい日や過ごしやすい気候の日に行うようになりました。
また、地域に氏神様以外にも、家族みんなが好きな神社や、
安産祈願をした神社に御礼参りをかねてお宮参りに行くケースもあるそうです。
世代によっての捉え方の違いもあると思いますが、
厳格・厳密な行事のイメージから、
家族の希望に合わせて赤ちゃんの健康と成長をお祈りするというものに変化しつつあります。
お宮参りでなにをする?
地域の風習やお家によって大切にしていることもあります。
なので、事前に家族みんなで相談をする場があるといいかもしれないですね^^
お宮参りで行う事は大きく分けて 3つ あります。
1. 神社へのお詣り
2. 記念撮影
3. あいさつまわり・会食
です。
1. 神社へのお詣り
通常のお詣りと、ご祈祷を受ける場合があります。
・通常のお詣りは、お賽銭をいれ、鈴を鳴らして、「二礼・二拍手・一礼」です。
・ご祈祷を受ける際は、事前に社務所に連絡をし、申し込みや初穂料についてなど確認をしてから出かけるのをオススメします。
初穂料(祈祷料や玉串料とも言います)は神社によって決まっている場合もあります。
決まっていない場合は5000円から10,000円が目安だそうです。
白い封筒または祝儀袋(紅白・蝶結び・のしなし)に入れ、
表書きは上段に「御初穂料」・下段に赤ちゃんの姓名を書きます。
ご祈祷は30分程度だそうですが、赤ちゃんのコンディションやお母さんの体調をみて
スケジュールをたてるとよさそうです!
また、感染症対策で拝殿の中に入る人数を制限している神社もあるそうなので、
こちらも事前確認と家族で相談をしておくとスムーズですね☆
2. 記念撮影
大切なお祝いの写真を残す方法は、
● 出張カメラマンに依頼
● 神社内に併設されている写真館に依頼
● 写真館やフォトスタジオに依頼
大きく分けて以上3つがあげられます。
【出張カメラマン】
個人のプロカメラマンや店舗の出張ロケーション撮影プランなどを利用して、
境内での撮影をすることもできます。
大きな神社では外部カメラマンの撮影ができない場合もあるため、
事前に調べておくと安心ですね。
現在スタジオノーブレムでは感染症対策のため、出張撮影プランを一時停止しております。
またプラン再開の際は、ぜひご検討ください!
【神社内に併設されている写真館】
大きな神社ではカメラマンが常駐して、撮影することもできます。
神社によっては事前予約が必要なところもあるので、ご注意を!
【写真館やフォトスタジオ】
着物をレンタルした呉服屋さんに写真館が併設されている場合、記念撮影をすることができます。
お詣り前や後、すぐに撮影ができるので時間を有効活用することができます。
また、フォトスタジオでプロのカメラマンに撮影を依頼するのも近年多くなっています。
お宮参りの日と別日にフォトスタジオに来ていただき撮影するのも、
思い出が1つ増えてオススメです^^
スタジオ内で空調やお着換えスペースがあり、安心!
産着以外にもベビードレスのレンタル衣装があるため、着物以外でのかわいいお洋服でも撮影ができ、
たくさん写真が欲しい方にオススメです♡
3. あいさつまわり・会食
お宮参り後、近所や親戚へのあいさつ回りをするしきたりがありますが、お母さんや赤ちゃんの体調優先で計画しましょう。
最近では、お宮参りの後に会食することも多いようです。
会食をする場合は人数や場所、時間など、赤ちゃんやお母さんの体力的な負担、
また感染症対策に気を付けて楽しんでくださいね☆
お宮参りの家族の服装は?
お父さんお母さんの神社やフォトスタジオでの服装は、決まりはありません。
赤ちゃんの服装に合わせることがポイントで、
赤ちゃんが産着などの祝い着で正装している場合はお父さんお母さんもなるべくフォーマルな服装を選びましょう。
一般的な正装は、
お父さんは、略礼服に白のワイシャツ、白のネクタイが基本です。ダークカラーのスーツでもOKです。
お母さんは、和装の場合は訪問着、赤ちゃんの祝い着を引き立たせるために、控えめな色柄をオススメします。
もちろん、産後の体調や動きやすさなどを考慮してスーツやフォーマルなワンピースでも大丈夫です◎
おじいちゃんおばあちゃんも同じく、赤ちゃんが正装の場合は訪問着などの和装にするのが正式ですが、
お父さんお母さんが略礼装なら、おじいちゃんおばあちゃんも略礼装で大丈夫です。
「和装じゃなきゃいけない?」や「スーツでいいのかな?」とよくご質問いただきますが、
スタジオでの撮影も同様で大丈夫です!家族皆様のご体調や状況に合わせて、皆様で服装を相談しましょう^^
主役・赤ちゃんの服装は?
お宮参りでの正装は、白羽二重の内着に、祝い着を掛けた和装ですが、
最近ではかわいらしいベビードレスやカバーオールの上に祝い着を着るスタイルが多くなりました。
祝い着のデザインは、男の子なら、鷹や兜、龍、虎など強くてたくましい印象に。
女の子は蝶や手毬、鈴など華やかで上品な印象の柄が使われています。
洋装の場合は、セレモニードレスやカバーオールに帽子とスタイを着て、
気候によっておくるみを羽織ったりします。
デザインはシンプルなものからゴージャスなものまでさまざまですが、色は白が一般的です。
お宮参りに必要な小物は?
お宮参りの撮影で、これがマストアイテムです!というものはありません。
逆を言えば、一緒に撮影したい記念のお小物と一緒に撮れちゃいます♡
伝統的なお小物ですと、扇子・お守り袋・でんでん太鼓・犬張り子・紐銭などがあり、
それぞれに赤ちゃんへの願いが込められています。
扇子は、開いた形が末広がりの形をしていることから、別名末広と呼ばれており、
「末広がりの人生になりますように」の願いが。
お守り袋は、縁起のいい柄の刺繡があしらわれています。
でんでん太鼓は丸い形と両面で音が鳴ることから、
「角がなく、裏表のない子に育つように」と想いが込められています。
犬張り子は「子犬のようにすくすく成長しますように」、
紐銭は「将来お金に困らないように」と、
赤ちゃんの成長と幸せな日々を願った小物が一般的です。
もちろん伝統的な小物がなくても大丈夫です!
最近だと、エコー写真やかわいらしい命名書、ファーストトイやファーストシューズなど、
身近な方からプレゼントされたものをお持ち込みされる方も多くいらっしゃいます。
フォトスタジオでお宮参り撮影をするメリットは?
フォトスタジオだからこそ撮れる最高の瞬間
● 祝い着とナチュラルなかわいい服どちらでも撮影できる
● 大切な小物と一緒にバリエーション豊かに撮影できる
● ふとした仕草や表情をたくさん残せます
などがあります。
カチッとしたフォーマルなお写真もお撮りし、途中でお着変えをすることができるのもスタジオならではです。
ベビードレスやオムツショット、いつもは着ないテイストのお洋服に挑戦したり、できることは無限大です。
お持ち込みのお小物やスタジオにある小物も使って、寝ている赤ちゃんのお写真も愛らしく撮ることができます。
生後約1か月。小さな赤ちゃんのおててやあんよ、あくびをしたり、はじめてのお着物でちょっとびっくりした泣き顔だったり。
日常で見落としてしまいそうな大切な瞬間を残すことができます。
愛おしい一瞬をスタジオノーブレムで切り取ってみませんか?
はーちゃんでした^^
お子様が生まれたばかりで大変な時期ですが、
大切なお宮参りの記念に、ぜひ参考にしてくださいね☆
【参考記事】
神社本庁
https://www.jinjahoncho.or.jp/
晴れ着のアレコレ
https://www.hareginomarusho.co.jp/contents/omiyamairi/250/
京都 きくやネット
https://kimono-kyoto.net/?tid=2&mode=f15
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